こんにちは、hocoriです。
7月27日(日)〜29日(火)の3日間、EXPO2025に参戦してきました!

理想的なスタートを切れた初日の記事はこちらをご覧ください!

【チェコ ~Czech pavilion~】美しい伝統と芸術がふんだんに詰まった国

昨日の気づきとして、結局夕方以降に動きやすくなることが分かったため、この日は昼過ぎに入場。
2日目は大型パビリオンを中心にまわっていく作戦です。

まず最初に向かったのは、チェコパビリオン!

ガラス張りで螺旋状に造られた外観が美しいです。入場の待ち時間はそれなりにありましたが、1時間かからない位だったと思います。

▼チェコパビリオンの紹介(公式より抜粋)
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/e770f3dd-01cd-4c55-992c-db696bcf9486

チェコパビリオンのテーマ、「人生のための才能と創造性」は、チェコを世界に影響を与える国として紹介します。パビリオン自体は現代性と伝統の融合であり、日本初の鉄骨を使用しない木造建築として、持続可能なCLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)パネルを用いて建設され、伝統的なボヘミアンガラスのファサードで彩られています。
象徴的な螺旋形に導かれながら、来場者はアルフォンス・ミュシャの哲学にインスピレーションを受けたアート展を巡ります。そこでは、ガラス彫刻やマルチメディアアートが展示され、独自の芸術世界を体験できます。
また、屋上からは素晴らしいウォーターフロントの景色を楽しむことができ、ビジネスプレゼンテーションや交流の場としてCTPラウンジが設置されています。さらに、講堂では200人以上のチェコのアーティストやパフォーマーが出演し、その才能と創造性を大阪で披露します。
皆さま、チェコパビリオンにぜひお越しください。お会いできるのを楽しみにしています!

チェコではガラス工芸(ボヘミアングラス)が盛んとのこと!お恥ずかしながら初めて知りました。
チェコの画家、ヤクブ・マトゥシュカ aka Maskerさんの作品が、螺旋状の廊下の壁一面にイラストが描かれています。

▼Instagram(ヤクブ・マトゥシュカ aka Masker)
https://www.instagram.com/jakub_matuska_aka_masker

こんな感じ。色づかいが柔らかくて、とても綺麗です。

パビリオン内のガラス彫刻については、Rony Plesl(ロニー・プレスル)さんが手がけています。
以下のホームページにてRony Pleslさんや作品が紹介されていますので、是非ご覧ください。

▼ホームページ(Rony Plesl)

途中で石破茂さんのオバQの絵を発見しました。かわいい!
天井からもRony Pleslさんの作品が展示されていました。ガラスは光が当たる角度で雰囲気が変わるので、見てて飽きません。
光が差し込む、美しい廊下が続きます。
いい言葉 その1
いい言葉 その2
チェコパビリオンの模型
大阪で開催されたEXPO’70のチェコスロバキアパビリオンのために「雲・水、生命の源」というガラス彫刻を制作した、チェコの著名なガラス職人兼芸術家であるレネー・ロウビーチェク(René Roubíček)によるオリジナルのガラス彫刻。
前回の大阪万博の作品がまたこの地で展示されているのは、エモいですよね。
マスコットキャラクター『レネ』ちゃんのファンアートコーナーもありました!ミャクミャクとも仲良しみたいです。確かに、目がたくさんあるという共通点もあります^^

▼『レネ』の紹介ページ
https://expo2025czechia.com/jp/mascot-rene

レネが誕生した背景や存在意義について紹介されています。
大きなドローイングも展示されていました。
全ての展示エリアを見終わると、最終的には屋上に出ます。
チェコ料理が楽しめるレストランがあったので、休憩がてら寄ることにしました。
チェコ料理はどんなものがあるのか、楽しみです。開放的でいい空間。
どれも気になりますが、④『鴨ローストを詰めたクネドリーキ』を注文!
クネドリーキが到着!メニューにはダンプリングと書かれていたので餃子の生地を想像していましたが、肉まんのようなパン生地に鴨肉が入っており、甘めのソースが美味しかったです。
アイスティーもいただきました。

▼テーブルウェアのこだわり

普段食べることがないチェコ料理を少しでも味わえて、嬉しかったです!

【コロンビア ~Colombia pavilion~】圧倒的な大自然と生命のエネルギーがみなぎる国

お腹も満たされたので、どんどん回っていきます!お次はコロンビアパビリオン。
カフェスタンドも併設されており、そちらも大盛況でした。さすがコーヒー豆の産地!

▼コロンビアパビリオンの紹介(公式より抜粋)
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/ed37bf85-6282-4a74-942a-ce31866d00c8

水には生命の鼓動があり、その生命は美の国コロンビア中に流れています。
雪を頂く山々から川や海まで、水はコロンビアの各地を縫うように流れています。この水の豊富さにより、コロンビアは南米で2番目に淡水源の多い国となり、世界でもトップ10に数えられ、1平方メートルあたりの生物多様性が世界で最も高い国となっており、繁栄する生命を支えています。
この信じられないほどの自然の豊かさは、マジックリアリズムや、この傑作の象徴的な黄色い蝶に象徴される「百年の孤独」などの普遍的な物語等の文学運動に影響を与えてきました。
コロンビアの文化、観光地、商品やサービス、ビジネスチャンスを通じて、コロンビアの美しさと魔法を探求してみませんか。蝶を追って、美の国コロンビアへの道を見つけてください。

屋内待機エリア。このキャッチコピーの通り、美しい大自然のイメージがあるので楽しみです。
パビリオンの入り口までの廊下にて『百年の孤独』が紹介されていました。タイトルは聞いたことはありましたが、著者がコロンビア出身だとは初めて知りました。
さて、中に入ると壁一面に雄大な自然の映像が投影されています。リアルなものではなく、色鮮やかで迫力がある映像になっていて、一気に世界観に引き込まれます。
しかも映像が次々と切り替わって楽しい気分に。中央に白いポールがいくつも立っており、その上にコロンビア産の色々なモノが展示されています。実際に触れてもOKです。
コロンビアの伝統的な手織りのベルト。単なる装飾品ではなく、ムイスカ族の文化、知識、ルーツを象徴する重要な文化的アイテムとのこと。
コロンビアはエメラルドの世界最大の産地。なんと世界のエメラルドの50%が採掘されており、品質も最高級らしいです。自分の誕生石がエメラルドなので、なんだかコロンビアへの興味が深まりました。
照りつく日差しや豪雨など過酷な自然環境で育つアマゾンフルーツは、栄養素をたくさん蓄えており、天然のサプリメントと言われているらしいです。
次のエリアはとても広い空間になっており、コロンビアに関するさまざまな情報を知ることができます。先に五感で楽しんだ後に情報に触れるという構成がとてもいいですね!
モニターを操作して見たり・・・
パネルをめくりながら見たりして、コロンビアの大自然について情報をたくさん摂取できます。個人的に動物が好きなので、とてもワクワクしながら巡ることができました!
コロンビアは本当に生物の多様性や活力がある国だと思いました!人生に一度は行ってみたい国です。
外に出ると日が少し傾き始めており、美しいシャインハットが拝めました。
ポケモン初期メンにも遭遇しました!1日目のカビゴンに続き、2回目。

【北欧館~Nordic pavilion~】強い協力体制でSDGsの取り組みを加速させる北欧諸国

休むことなく、次は北欧館に向かいました!
比較的空いており、そこまで待たずに入ることができました。

▼北欧パビリオンの紹介(公式より抜粋)
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/07619feb-5fa7-4dff-9fed-b33ea809cb57

共同で出展する 2025 年 大阪・関西万博の海外パビリオンです。デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国での共同出展を通じて、持続可能な未来と 北欧の価値観を紹介します。パビリオンは、1,200 平方メートル、17 メートルの高さを誇る木をベースにした建築 で、北欧のデザインとサステナビリティを体現しています。展示スペース、ショップ、カフェ、会議室、ミーティング施設を備え、日本をはじめとする世界各国の人々や企業との交流と関係強化を目指しています。

パビリオン内は照明が落とされており、『暮らしと健康』『デザインとイノベーション』などのカテゴリーごとに北欧での取り組みが映像で紹介されています。
中央部の頭上にはサークル状に数多の写真が展示されており、北欧の歴史・風景・生活をイメージすることができます。見た目にも美しいです。
各国が目標達成のために頑張っていることを知ると、より興味関心が強くなると思いました。こういった情報に日々の生活でたくさん触れ、私自身も生活に何か一つでも取り入れたいです。

【トルクメニスタン ~Turkmenistan pavilion~】国土の大部分が砂漠に覆われ独自の伝統文化を育む国

もうそろそろ日が沈みそうです。大屋根リングからの夕焼けを見たい気持ちを抑えて、次はトルクメニスタンのパビリオンへ向かいます!

外観にも映像が投影されていて、とにかく煌びやかな印象。遠くから見ても一際目立っています。
待機中。万博会場は空がひらけていて最高です。

▼トルクメニスタンパビリオンの紹介(公式より抜粋)
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/844f9eae-b4ea-4e01-81c2-79bc8a500bbb

トルクメニスタンパビリオンのテーマは「より良い未来を目指して(Inspiring a Better Tomorrow)」です。
象徴的な丸みを帯びた三角形の天井は、「循環」「サステナビリティ」「生命の流れ」を表現しています。
パビリオン内では、トルクメニスタンの文化や歴史を体験するとともに、サステナビリティに重点を置いた経済発展に触れることができます。

パビリオン内に入ってすぐのホワイエ。内装まで煌びやかで、なんだかワクワクしちゃいます!
映像作品が流れる形式のようで、広いスペースにて開始を待ちます。
始まりました!本当に豪華絢爛という言葉がぴったり。スクリーンが巨大なので大迫力の映像を隅から隅まで楽しんでいたら、字幕を読む間がなく正直中身が頭に入ってきませんでした(笑)もう一度観たい。

【バーレーン王国 ~Bahrain pavilion~】造船技術や交易で中東の要を担ってきた小さな島国

本日最後に滑り込んだのはバーレーン王国のパビリオンです。

バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ島国で、造船・交易など海洋文化が深いようです。そのため、パビリオンは船の形をしていて、面白い造りとなっています。
入場までの待機中に花火が上がりました!ナイスタイミング・・!隣のトルクメニスタンパビリオンの明かりがすごいです(笑)
花火が終わるまで、バーレーンのスタッフさんが待っていてくれたようで、終わってから案内が開始されました^^素敵

▼バーレーン王国パビリオンの紹介(公式より抜粋)
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/698859bf-5721-408c-9411-660f4de1d0b2

バーレーンパビリオンでは、バーレーン王国が長い歴史の中で困難を乗り越え適応してきた力強さを知っていただけるよう、王国の海洋文化を没入型の展示を通して体験できます。
バーレーンという名前自体が示すように、「アル・バハレイン」はバーレーンの二つの海、すなわち多くの島々を囲む海と、浅瀬に湧き出る淡水の泉を指しています。
バーレーンの島々の地政学上の特徴を活かし、『海』はバーレーンを貿易の重要な港からアラビア湾内の活力ある金融と観光の地へと変貌させる役割を果たしてきました。

バーレーン王国パビリオンのテーマは『海をつなぐ』。真珠の生産や貿易の中継基地として栄えてきた歴史があります。
入ってすぐのところに展示されている船。5,000年前に最初の船が造られたとのことで、その時の船のイメージなのでしょうか。(聞けばよかった)
フラスコに入っているモノの匂いを嗅ぐことができます。交易の初期は真珠やナツメヤシ、その後、銅や織物などにも拡大していったとのこと。廊下いっぱいに展示されており、他にはアルミニウム、剣、織物などもありました。
ヤシの葉を使った織物から金属加工に至るまで、多岐にわたる技術を持っていたが、1932年のバーレーンでの石油発見を契機に、製造業への発展に繋がったとのこと。
船の模型、船に使われているものの展示がされています。
意外と、まじまじと船の模型を見るのは初めてかもしれないです。
パビリオンの内観。洗練されていて綺麗です。
最後にこれからのビジョンについて宣言されています。『バーレーン経済ビジョン2030』では、石油への依存度を大幅に減少することに成功したらしく、ネクストステップは2024年に新たに策定された『バーレーン・ビジョン2050』へ引き継がれているようです。

さて、バーレーン王国の魅力を噛み締めながら外に出ると、もうすっかり暗くなっていました。
昨日の経験を活かし、帰りの混雑がピークにならないうちに早めに会場を後にします!

終わりに

少し余裕を持って宿泊先の難波まで戻ることができたので、
美味しい夕飯を食べて、早めに寝て、明日に備えることにしました。

次回は最終日、day3の記事を更新予定です。
こちらを書いている現時点で、既に万博は閉幕しておりますが、自身の日記として書こうと思っています!

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました😊
次回もお楽しみに!

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