こんにちは!hocoriです。
2024年8月中旬に、岩手県の盛岡を旅してきました。
掲題の通り、盛岡はNYタイムズ紙で”2023年に行くべき53カ所”に選出されています。私は盛岡に行ったことが無かったため、どんな魅力があるのか気になる…と思い、旅先に決めました!
実は旅行の期間、東北地方に台風が直撃するとの予報が出ていました(笑)
でも!!すでに”盛岡に行くぞ!”という気持ちが仕上がっていたため、そのまま突撃しちゃいました。
盛岡で訪れたご飯屋さん、生活雑貨屋さん、宿泊したホテルなどをご紹介させていただきたいと思います!
〜〜〜
盛岡へは東京から新幹線で出発し、2時間ちょっとで到着。
当たり前ですが、かなりの土砂降りでした。このあとバリバリ行動するために、まずは美味しいものを食べます!

ももどり駅前食堂
〜しっかり胡椒が効いた皮とやわらかお肉が最高すぎ〜
盛岡駅の近くにある、ももどり駅前食堂さんへランチにお邪魔しました。
ももどりって何だろう?と思いつつ、ももどり定食を注文。そんなに待つことなく運ばれてきました。

うひょ〜。見た瞬間に、これ絶対に美味しいやつだ…と確信。そして、食べてみたら想像を超える美味しさでした。しっかり目に味付けされ胡椒が効いた皮と、柔らかくてジューシーなお肉がの美味しさが同時に押し寄せてきます。
夜は居酒屋のようですので、他の料理も気になってきますね。
盛岡一発目のごはんで、幸先の良いスタートを切ることができました。
HOTEL MAZARIUM
〜文句なしのサウナ&外気浴スペースがある〜
今回お世話になったホテルは、HOTEL MAZARIUMさんです。
盛岡駅からバスやタクシーで10分程の場所にあります。MAZARIUMは面白いコンセプトのホテルなので、ぜひ公式HPをご覧ください。
ホテル内は、至るところにアートが溶け込んだ内装になっていて本当に素敵な空間です。

▼HOTEL MAZARIUM 公式ホームページはこちら
私が宿泊したお部屋はこんな感じです。
優しい色合いでまとめられた空間にアート作品が飾られていて素敵でした。そしてこのベッドなのですが本当に寝心地が良く、熟睡できて日々の疲れを取ることができました。

そして、個人的にMAZARIUMの一番の推しポイントはサウナです。
本格的なフィンランド式サウナで、ちゃんと冷たい水風呂と、風通しのよい外気浴スペースがあり、”ととのう”ための条件が揃っています。
私が行ったタイミングは台風直撃中だったこともあり、ほとんど人がおらず、ほぼ貸切状態でサウナを楽しむことができました。天国か?と思いました。
MAZARIUMは盛岡バスセンターというターミナルに併設されているため、同じ建物内に飲食店が複数入っています。美味しいご飯、いいお風呂&サウナ、寝心地のよいベッドが迎えてくれる最高のホテルでした。
自分をとことん甘やかす旅をしたい方には、MAZARIUMをおすすめします!
そこにある珈琲
〜朗らかな気分になるコーヒースタンド〜
翌朝。
旅先の美味しいコーヒースタンドを探すのも、大きな楽しみの一つです。
店名に惹かれたこともあり、「そこにある珈琲」さんへ伺いました。店名から想像した印象通り、店内や店員さんの雰囲気は朗らかでとても気さくでした。


飲みながら散歩したかったため、テイクアウトしました。
コーヒーはもちろん美味しいし、スリーブのデザインも可愛くて無事にご機嫌モードになりました。
この後は、ショッピングで行きたいお店を巡っていきます!
▼「そこにある珈琲」のInstagramはこちら
https://www.instagram.com/soco_ni_aru_coffee/?hl=ja
南部鉄器 釜定
〜生活に取り入れられる鉄器が見つかる〜
最初にお邪魔したのは、南部鉄器の商品を取り扱う「釜定」さんです。
こちらのお店、なんと盛岡で400年以上も南部鉄器作りを続けている老舗だそうです。


実はこのお店を訪れるまでは南部鉄器を生活の中に取り入れられるイメージを持てていませんでした。
敷居が高いイメージがあったのですが、実際に商品を見てみると「これ欲しい!」と思えるものがたくさんあることに驚きました。(嬉しい驚き!)
・オブジェ、花器、風鈴などのインテリア
・ペンダント、キーホルダーなどのアクセサリー
・栓抜きのように扱いやすく実用的なもの
と、意外にも多岐にわたる商品がありました〜。わくわくが止まりません!

私は馬のオブジェを購入しました〜🐴 眠そうでかわいいです。
鉄器なので結構重量があるのですが、この素材で作られているからこその魅力を感じます。

▼「南部鉄器釜定」のInstagramはこちら
https://www.instagram.com/nanbu_kamasada
ござ九・森九商店
〜どこか懐かしい 竹細工と生活雑貨を扱うお店〜
お次は、釜定の向かい側にある「ござ九・森九商店」さんへ。
超立派な木造平家で、外観からして好みです。

店内も素敵な雰囲気です。
こちらのお店は竹細工の生活雑貨をメインに取り扱っていて、多岐にわたる商品があるので掘り出し物があるかな〜と探す作業も楽しいです。

こちらでは、柄のついたたわしを購入しました。
通っている料理教室で根菜の表面の泥を落とす時によくたわしを使っているので、自宅用にも欲しいなと思っていたところなんです。

(写真の撮り方がまったくお洒落じゃなくてすみません・・・笑)
▼「ござ九・森九商店」の公式ホームページはこちら
https://morioka539.com
BOOKNERD
〜店主が作り出すあたたかい空間〜
続きまして、「BOOKNERD」さんへ。

BOOKNERDは、盛岡で行きたいお店を探している時、多くの記事やYoutube動画で紹介されていたお店です。盛岡でこのような個人書店がなかなか無いということと、店主の方にストーリーがある(※)ということで紹介されることが多いのかなと思います。
(※)店主の方がBOOKNERDを営むまでの人生をとても赤裸々に綴った本を出版されています
店内の写真は撮らなかったのですが、所狭しと並べられた本はどれも興味を引くもので、つい時間を忘れて物色してしまいました。
こちらでは2冊の本を購入しました。
『ぼくにはこれしかなかった。』という黒い本が店主の方の本です。読み終わった後、BOOKNERDを再訪したくなりました。
▼「BOOKNERD」のInstagramはこちら
https://www.instagram.com/booknerdmorioka
ひめくり shop + space
〜東北地方の作家さんの作品と出会える場所〜
さあ、ここまで来るとお買い物エンジンが相当温まっております!
お次は、「ひめくり shop + space」さんです。

こちらのお店は、地場のものと紙にまつわるものを取り扱っており、販売に加え、この場所に人が集まるようなイベントを企画をされているという、とても素敵なコンセプトのお店です。
こちらでも本を購入しました。
色々な方が、普段生活する中での物事の考え方や大切にしていることを伝えてくれています。たくさんの考え方に触れて、自分をアップデートしていきたいです。
▼「ひめくり」の公式ホームページはこちら
http://himekuri-morioka.com/
白龍
〜盛岡といえばじゃじゃ麺〜
歩き回って流石にHPが減ってきたので、お昼ごはんです。
盛岡名物のじゃじゃ麺のお店、白龍(ぱいろん)さんにお邪魔しました。駅ビルに入っているため超大行列だったのですが、じゃじゃ麺を初めて食べるワクワクが勝ち、めげずに待ちました。

そしてやっと・・・
じゃじゃ麺にありつけました〜🍜

麺の食感がもちもちとしていて、美味しかったです!酢をかけて食べるというのは初めて知りました。
麺を少しだけ残して卵を溶くと、じゃじゃ麺の茹で汁を注いでスープを作ってくれます。
これがまた優しいお味で、身も心もとっても満たされます。

今回は駅ビルのお店にお邪魔しましたが、盛岡市内に本店もありますので、盛岡に行った際にはぜひ食べてみてください!
番屋ながさわ
〜何食べても美味しいお店ってありますよね〜
夜ご飯は、居酒屋 番屋ながさわさんにて。
海鮮料理がメインで、びっくりするくらい何を食べても美味しいです。ながさわは2024年の食べログ百名店に選出されております。






また、お料理の味もさることながら、使われている有田焼の器が本当に美しくて・・・
そこも個人的に推しポイントです。目でも楽しみながらお酒が楽しめるお店でした。(日本酒さいこう)
可否館
〜”今この瞬間を楽しむ”空間〜
旅行最終日、絶対に行きたかった「可否館」にて美味しいコーヒーをいただきます。可否館は1972年に開業し、約50年も続く老舗の喫茶店です。

お店の外観も、素朴で美しいです。心躍らせながら入店しました。

入り口に撮影禁止マークがある通り、店内の写真撮影はNGでした。
写真撮影できないとなると、店内をじっくりと観察したり、店員さんがコーヒーを淹れる手元を眺めたり、その空間で起きていることに注目するようになるので、良い機会になったように思います。
コーヒーもスイーツもとても美味しく、贅沢な時間を過ごすことができたので満足度◎です。

光原社
〜民藝好きのための天国〜
可否館と同じ敷地に、全国各地の民藝品を取り扱う光原社があります。
光原社は工芸品を扱う店として1965年より事業を開始しており、非常に歴史の深いお店です。
盛岡観光について調べているとどのサイトでも必ず紹介されており、外せないお店のようでした。

民藝品が大好きな私にはぶっ刺さるものばかりで、まるで天国のような空間でした(笑)
購入品はこちらです^^


▼「光原社」の公式ホームページはこちら
https://morioka-kogensya.sakura.ne.jp/index.htm
▼Instagramはこちら
https://www.instagram.com/kogensya.sendai/
茶廊車門
〜チョコレートパフェが絶対に食べたくなる〜
さて、いよいよ盛岡観光最後のお店、茶廊車門(しゃもん)さんです。
看板からして、本当にかわいすぎます…。期待に胸が膨らむ。

店内は歴史を感じますが、木造のとっても綺麗な内装です。(内装の写真全然撮ってなくてごめんなさい)

ランプシェードの内側もかわいい柄になっていて、細かい部分までこだわられているな〜という印象でした。
こちらでは、コーヒーとチョコレートパフェをいただきました。
チョコレートソースがたっぷりとかかっていて、温かいコーヒーとの組み合わせが最高です。

店内の雰囲気も含めて、ついついおしゃべりして長居したくなるようなお店。
閉店時間まで居座ってしまいました。素敵な思い出をありがとうございました!
さて、東京へ帰ります 🚅〜〜

終わりに
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後に、旅を通して自分なりに解釈した、NYタイムズ紙で「行くべき52カ所」に選出された理由について、振り返って終わろうと思います。(完全に私見です…笑)

【理由①:街がコンパクトで、徒歩で十分にお店巡りを楽しめる】
私はペーパードライバーなので、旅中はすべて徒歩や公共交通機関で移動する必要があります。
盛岡には魅力的なお店が街に点在しているものの、街自体は比較的コンパクトで、徒歩のみでもたくさんのお店を巡ることができました。
お店が一つのエリアに集中しすぎていないため、お散歩を楽しみながら観光できるのが魅力です。
【理由②:自然と街のバランスがちょうどいい】
盛岡駅の周辺には、雫石川・中津川・北上川と3つの河川が流れていたり、街の背景に山が見えていたり、主要駅ですが自然も感じることができる場所です。
私は、旅先では山や水辺などの自然も楽しみたい派なのですが、その願望も叶えてくれつつ、街で買い物や美味しいごはんやカフェを楽しむことができるという絶妙なバランスがポイントだと思いました。
【理由③:老舗も新しいお店も、両方楽しむことができる】
これまでご紹介したお店の中にも、いわゆる老舗と呼ばれるお店もありますが、決して敷居が高いことはなく、人々が気軽に訪れることができる雰囲気があります。
また、比較的新しく盛岡の地を盛り上げているお店についても、街を歩いていると「何ここ!気になる」と発見でき、両方のお店を楽しむことができる点がとても楽しかったです。
それぞれのお店が、訪れる人を順々に街案内してくれているようで、飽きることがない街でした。
以上、盛岡の旅でした。
人もそこまで多くなくゆったりと過ごすことができましたし、一方でやりたいことも全部できたという大満足な旅でした。リラックスしたい時には必ず再訪したいと思います。ありがとうございました!
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