こんにちは。hocoriです。
6月の初夏、岐阜県美濃市へ旅行してきました。今回の目的地である”うだつの上がる町並み”の最寄駅である梅山駅までは、東京から新幹線で名古屋まで行き、JR高山線〜長良川鉄道と乗り継いで到着という、長い旅路となりました。ただし!移動時間まで楽しめちゃうのがGoodポイントです!

梅山駅までは私鉄の長良川鉄道に乗っていきました。1車両のみの素朴な列車だな〜と思って、乗ってみるとビックリ!
食品サンプルが至る所に飾られていました!何とも不思議な空間。

調べてみると、美濃市の北に位置する郡上八幡は”食品サンプルの町”と呼ばれており、地場産業になっているとのこと。地元に愛される列車とコラボして、食品サンプル列車が誕生したみたいです。前情報なしに乗ったので驚きつつ、テンションは上がってしまいました!

梅山駅に到着〜。こじんまりしていて、ほっこりする駅です。

駅から15分くらい歩いてホテルに到着。
今回お世話になるホテルは、フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃さんです。

フェアフィールド・バイ・マリオットは、住宅メーカーの積水ハウスが進めている地方創生事業である「Trip Base 道の駅プロジェクト」にて、日本各地の道の駅に隣接して展開されているようです。面白い取り組み!

宿泊費もマリオット系列にしてはリーズナブルだったのですが、お部屋やラウンジのクオリティはさすが。他の宿泊客が少ないのか、ラウンジはほぼ貸切状態で最高でした!

コーヒーもFreeで、読書などしてゆっくり過ごすことができました。

ホテルの脇には長良川が流れており、川辺では若者がバーベキューで盛り上がっている模様。わたしも川に遊びに行ってみます。

私が川ですることといったら「石拾い」ですね。子どもの頃、近所の川で父と一緒に石を拾い、ペインティングして遊んだ思い出があり、今でも川を見ると懐かしい気持ちになります。
あと、石って果てしなく昔からこの世に存在していて、変わりゆく景色をずーっと見てきたんだと思うと、ロマンを感じるんですよね。「存在してきたこと」に対して生命のようなものを感じてしまいます。

などということを考えながら石探しをしていたら、空がいい色に染まってきました。この日の夕焼けは綺麗なサーモンピンクでした。

たくさん遊んで?お腹が空いてきたところで、ホテルの方におすすめされた焼肉屋さんへ行きます!町にも灯りがともり始め、きれいです。

到着しました、「陣屋」さんです。
店内はアットホームでくつろげる雰囲気がいい感じ。地元の家族連れや常連さんがいらっしゃる印象でした。

そして、、、肉だあ〜🥩🥩🥩

どのお肉も美味しくて幸せすぎる。

地方を旅していつも思うのは、食べログばっかりあてにしていたら勿体ない!ということです。食べログの点数が低くても美味しいお店はたくさんあるので、地元の人に聞いたり、気になったら試しに飛び込んでみることもありですね。もし失敗しても、「それもまた旅ですな」と思えるくらい旅力を鍛えたいです。

最後にはおまけでアイスをいただきました。こういうのが嬉しくて記憶に残るし、すっかり陣屋さんのファンになってしまいました。
大・大・大満足な夕飯でした!ご馳走様でした。

さて、2日目は前日よりもお天気がよく快晴です!本格的に”うだつの上がる町並み”を散策していきたいと思います。

ホテルからの道中。もこもことした山らしい山があって癒されます。

10分ほど歩き、”うだつの上がる町並み”エリアに到着しました〜!
週末なのですが、この人の居なさは最高です。そして、空が開けていて気持ちがいい。

こんな感じで、空き缶で作った風車が至るところにかけてあり、カラカラと音を立てて涼しげ。夏ですな〜〜🎐

こういうの面白いよね。

歩き疲れたのでカフェ「HAPPA STAND」さんで休憩!
お店は和テイストで、美濃の町並みに溶け込むようにデザインされています。小腹が空いたので、おにぎり🍙と和菓子🍡とほうじ茶🍵をいただきました。

ほうじ茶は、お世辞でもなんでもなく、自分が今まで飲んだほうじ茶で一番美味しかったです。ほうじ茶の味をとてもよく感じる逸品でした。

https://happastand.jp

そうこうしているうちにお昼時を逃してしまい、ほとんどのお店が中締めしてしまったため、ホテルに隣接する道の駅「にわか茶屋」でお昼を食べました。

味噌カツ定食!甘めの味噌が美味しかったです。

この時すでに16時くらい。山と空がきれいです。
せっかく旅に来ているので夕飯もしっかり食べたいところですが、果たして夜までにお腹が空くのか、、、

心配御無用・・!全くお腹が空かずにちょっと無理した感はありますが、ちょこちょこ注文できそうなお寿司やさんへ行きました。「湖月」さんです。

カウンター席に通していただき、おつまみを中心に注文。

写真以外にもお寿司をいくつか注文し、お腹いっぱいだったのに結局たくさん食べてしまいました(笑)

そして、最後にお店の向かいで娘さんがやられているという洋菓子店のシュークリームをおみやげに持たせてくださいました!(感激その1)

そしてさらに、雨が降っていたのでホテルまで奥様が車で送迎してくださいました!(感激その2)

え・・このお店の方々、温かすぎないか・・?旅ってこういう人の温かみに触れることがあるから最高です。本当にお世話になりました!!!

さ、旅も終盤。3日目です!

朝ごはんは、にわか茶屋のモーニングセットです。玉子フィリングを塗ってケチャップをかけて焼いたトーストとコーヒー。こういうのが良いんです。

ネコちゃんものんびりくつろいでます〜🐈

今日は最終日なので、まだ行けていなかった場所を巡ります。

①「美濃和紙あかりアート館」

こちらでは、毎年秋に開催される美濃和紙あかりアート展の入賞作品が展示されています。

中にはたくさんの作品が展示されています。本当に種類が豊富。
和紙と光での表現ってこんなに幅広いんだ!と驚きました。
個人的に好きだったのは、「やきいも」です。小学生か中学生の作品みたいです🍠

②「らんたんや」

次に向かったのは美濃和紙を使った唯一のちょうちんや「らんたんや」さんです。お店の前に到着するや否や、職人さんの元気な呼び声に導かれて入店。

店内の写真は撮り忘れてしまったのですが、一升瓶の形、おばけの形など多種多様な提灯がありました。

職人の女性の方はかなり癖が強い方だった(褒めてる)のですが、和紙の違いや提灯の作り方など色々と教えてくださり、最後には美濃和紙の美しさに魅せられて購入に至りました(笑)
これだけストレートに情熱をぶつけられる機会はなかなかありません。

③「山根 和紙の店」

和紙を使った小物を扱っているお店です。渋めの素敵な店構えで、入らずにはいられませんでした!

店主の方はとても気さくで、この地域での暮らしについてお話ししてくださいました。気になるものがたくさんあって迷いましたが、可愛いペーパーナプキンと一休さんの耳かきを購入しました!

④和紙専門店「Washi-nary」

和紙の専門知識が豊富な和紙ソムリエさんがいるという、和紙専門店です。もうね、外観からして素敵すぎるのよ・・

そして店内。和紙職人の紹介コーナーがあったり、和紙サンプルを自由に見られるコーナーがあったり、和紙について詳しくない私でも、かなり楽しめました。

▼Web Site(参考)

一枚一枚にストーリーがあって、改めて和紙の世界に興味を持ちました。ぜひ美濃の行ったら足を運んでみてください〜

和紙を楽しみ尽くしたので、この旅最後のごはんタイムです!前日は大行列で入れなかったうどん屋さん「山水」さんが空いていたので入店。

豪華に天ぷらざるうどんにしました〜🍤

天ぷらはサクサクで美味しく、うどんもつるつるっと、あっという間に疲れた体に吸収されていきました。美味しかったです、ご馳走様でした!

これにて美濃の旅は終了です。

美濃は自然の豊かさと古い町並みや伝統が調和し、観光地ながらそこに暮らす人々の日常が垣間見える、何だかほっとする素敵な町でした。

また、温かい人との出会いもあり心洗われる最高の旅になりました。

最後に、やまやまの写真を載せて終わりたいと思います。